日本の離婚率が高いのはでき婚や熟年離婚が増えてるから?

3組に1組の夫婦が離婚しているというのをよく耳にすると思いますが、この数字はどこからきているか知っていますか?

答えは、厚生労働省や総務省が出している「人口動態統計」です。

この統計では、出生や死亡、結婚、離婚などについて、様々な角度から統計がとられているのですが、データはインターネット上に公開されているため、いつでも誰でも閲覧することができます。

解説文はついていないので、自分で数字をジーっと見つめて読み取らないといけないのですが、年の差婚や別居、熟年離婚…など様々な人間模様が見えてきておもしろいですよ。

そして、「離婚に悩んでいるのは自分だけじゃないんだ」って勇気ももらえます^^

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日本の離婚率に関するデータ

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離婚といえば、離婚届

⇒ 離婚届の記入後、提出期限はあるの?いつまで有効?

⇒ 離婚届をもらうには?場所や時間、休日は?ダウンロードできる?

厚生労働省が出している「人口動態統計」の中には、離婚に関する様々なデータが載っています。

今回は、「2015年」のデータの中から、いくつか特徴的なものをピックアップして見てみましょう。

1.婚姻率と離婚率(3組に1組が離婚の根拠)

婚姻件数 63万5000組、婚姻率 5.1(人口1000対)

離婚件数 22万5000組、離婚率 1.80(人口1000対)

ということは、離婚件数÷婚姻件数から、3組に1組以上が離婚していることになります。

2.結婚~同居解消した期間別にみた離婚率

5年未満で同居を解消している夫婦が33.8%で最も多い。

次いで、5~10年で同居解消した夫婦が22.2%と多く、以降、同居期間が長くなるにつれて離婚率は下がっています。

ただ、年次推移をみると、同居期間35年以上で離婚に至る割合が年々増加傾向に。

⇒1980年0.3%、1990年0.8%、2000年1.5%、2010年2.6%、2015年2.9%↑アップ中↑

つまり、新婚早々に離婚する人が最も多い結果であるが、35年以上で離婚するという「熟年離婚」も増加傾向にあるということですね。

3.同居解消した時の夫婦の年齢別にみた離婚率

夫婦ともに30~34歳で同居解消し離婚に至った割合が、8.4%と最も多い。

次いで多いのが、夫婦ともに35~39歳で7.7%。

ちなみに、24歳未満と45歳以上では、離婚率がぐっと下がっています。

これは、先ほどの「5年未満で同居解消し離婚する夫婦が多い」というのと併せて考えて、30代夫婦は妻がまだ仕事を続けていたり、ブランクが短いため再就職が可能で、かつ年齢的にそこそこの収入が見込めるために、離婚しやすいということが想像されます。

一方、24歳未満というと、社会人経験が少なかったり、そもそもないまま結婚していることから、就職への希望や自身がなく、離婚にふみ出しにくいのかもしれません。

45歳以上は、仕事を離れて年数が経っていることから再就職が難しく、同じく離婚に至りにくいのではないかと。

4.月別にみた離婚率

3月に離婚する夫婦が最も多く11.2%、次いで4月が8.9%と多い。

3月が最も多いという傾向は、1980年から続いており、理由としては、子供の学校が始まる前にかたを付けたいという思いがあってのものと考えられます。

苗字が変わったり、転校することなどによる子供の負担を考えると、始業式前の春休みに済ませておきたい気持ちが強いのかもしれません。

5.詳細や他の統計を見るならここ

人口動態統計の詳細な結果はこちら(政府統計の総合窓口(e-Stat))

私は、「3.同居解消した時の夫婦の年齢別にみた離婚率」をジーっと見ている中で色々思うところがありました。

「年の差カップルがいる!」「姉さん女房の方が離婚率が低い!?」なんて^^;

最初は数字に圧倒されますけど、色々想像しながら見てみると結構面白いですよ。

日本の離婚率が高い理由は?

1.結婚して5年以内の離婚が多い

なぜ5年以内に離婚する夫婦が多いのか?5年以内というと、おそらく若い世代の離婚が多いということですよね。

その理由を「私なりに」考えてみました。

私の独断と偏見な予測で、自分自身のことを書いているようなところもありますので、あまり真面目に受け止めないでください。^^;

●できちゃった結婚(授かり婚)

妊娠したことをきっかけに結婚したけれど、心の準備が不十分なままに「家族」になり「親」になることに。

家事にもまだ慣れていない中で、出産し、育児が始まり、いきなり彼氏彼女から、父親母親になることを求められます。

思い描いていた新婚生活という理想と現実のギャップが大きすぎて、離婚に至ってしまう夫婦が多いのかもしれません。

母親が直面する理想と現実のギャップ(゚Д゚;)

⇒ ワンオペ育児で離婚の危機!ママの家事労働はブラック企業並みに辛い

⇒ 離婚後の母子手当はいくらもらえる?養育費と児童扶養手当で生活できる?

●女性の社会進出

結婚しても妻が働き続ける共働き夫婦が増えて、家事も分担制に…となればいいのですが、共働きをしているわりに家事育児を手伝わない夫は多く、妻は不平等さに不満を感じるように

自活できる能力(仕事)を持っているため、不快な思いをしてまで結婚生活をする必要もありません。

「離婚して夫の世話から解放されたい。一人で十分生きていけるし、一人の方が楽」

という思いが強くなり、離婚を選択してしまうのかもしれません。

昔から看護師さんは離婚率が高いというのを聞いたことありませんか?

稼ぎがある女性は、夫に依存する必要がなく、人生の選択肢が広いということで、うらやましくあります…。

ちなみに、お財布を別にしている夫婦は離婚率が高いというデータもあります。

お財布を別にできるということは、つまりは、共働きで夫婦それぞれに収入があるということですね。

●出生率の低下

子供を持たない夫婦、子供が少ない夫婦が増えています。

昔ほど子だくさんではないため、子持ちで離婚してもなんとか生活していきやすいということも、離婚率の高さに影響しているのではないでしょうか。

また、子育て支援やひとり親世帯への支援の充実が図られていることも離婚の後押しとなっているかもしれません。

●晩婚化

女性の社会進出や男性の草食化によって結婚の機を逃し、30代でも未婚の女性は多くいます。

ここで焦りを感じはじめるのは、結婚というよりも出産のリミット

卵子老化の話題を見て、とりあえず子供が欲しくて焦って妥協して結婚する…。

その結果、子供を授かることはできたが、妥協して決めた夫への愛情は薄く、そもそも30代まで自分で仕事をして生きてきたということもあり、夫の必要性を感じにくく、夫のことが用済みに思えて離婚へ…というところでしょうか。

●性格の不一致

昔は、夫は外で働き、妻は家を守るという役割分担ができており、亭主関白の夫とその後ろを黙ってついていく妻というスタイルが多かったけれど、女性の社会進出により、その構図が成り立たなくなっています。

今の夫婦は「夫婦は平等である」という考えが多く、夫婦共働きで、夫と対等に話をし、家事育児にも協力を求めます。

とはいえ、夫側としては、頭では理解納得していても、行動が伴わないし、それについて妻に責められることで家の中が窮屈に思えてくる

妻も、結局自分だけが仕事も家事も育児もしなければいけないことに不満を感じるようになり、お互いに「性格が合わない、価値観が合わない」ということで離婚を選択してしまうケースが多いのかもしれません。

離婚原因ランキング(/・ω・)/

⇒ 夫VS妻!離婚理由で最も多いのは何?

⇒ 性格の不一致はどんな時に感じる?

2.熟年離婚が増えている

「若い人は簡単に離婚する、結婚したんだから、子供がいるんだから、家族になったんだから…」なんて言っていた60代のご夫婦が、最近ひそかに離婚していた…。

50代、60代の世代は、女性は家庭に入っていたため、仕事をしておらず収入がない。

そのため、夫に不満があっても離婚することができず、とりあえず平然とした顔をして結婚生活を続けて、裏でこっそりとへそくりを貯め、離婚資金ができたら離婚する

「ここまでやってきたんだから…。今さらじゃない?」と言いたくなるかもしれないけれども、妻が考えている離婚理由は、妊娠・出産・育児の時の夫の非協力や、若いころの夫の浮気が持ち出されるなど、根深いものがある。

それに、これから、嫌いな夫の両親や夫本人の介護をすることなんて考えられない…と。

夫側としては、「今さら何を!?」「離婚なんて考えてたの!?」と面食らってしまう人が多いらしい。

3.セックスレス、浮気・不倫

日本人は一途なイメージがあるけれど、本当でしょうか?

その割には、浮気や不倫問題が身近にあったり、セックスレス問題があったり。

まず、日本人は、外国人と比べると、確実に愛情表現が下手な民族だと思います。

「好きだ」「愛してる」なんていうセリフはほとんど言わないし、サプライズやプレゼントも少ない。キスやハグ、手をつなぐなどのスキンシップも少ない。

ということで、セックスレスになるのは愛情表現が下手だから?

それとも、性欲が少ないのでしょうか?

とはいえ、浮気や不倫はするのだから…性欲の問題でもなさそうですよね。

私が思うには、愛情というよりは「情」で家族を続けているから、なのかもしれません。

その「情」すら、近年薄れてきているので、これからどうなることやら…です。

まとめ

今回は、日本人の離婚の現状とその背景について、私の予測を述べさせてもらいました。

自分の現状をそのまま語ったようなところがあり、かなりの独断と偏見な内容なので、軽く読んでいただければ幸いです。

しっかり考えたいということであれば、やはりまずは統計データを確認いただきたいと思います。

人口動態統計の詳細な結果はこちら(政府統計の総合窓口(e-Stat))

何度も言いますが、ジーっと見てみると、たくさんの数字の中から様々な人間模様が浮かび上がってくるように思います。

ぜひ、自分なりの解釈、解説を見つけてみてください^^

離婚を考えてしまう…そんな時はまずこちら

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