離婚調停で争点の一つとなるのが、面会交流についての取り決めです。
「会いたい」「会わせたくない」と意見が分かれることで揉めるケースが多く、頻度や条件面も揉める要素になります。
私も「できることなら会わせたくない」という思いが強くありました…。
今回は、私の離婚調停で決まった面会交流の頻度や条件について話をしてみたいと思います。
この記事の目次
離婚調停で決まった面会交流の頻度や条件は?
決定した面会交流の頻度や条件はこちら
・面会頻度
月に1回以上。
・面会時間
子供が2歳半になるまでは2時間未満とする。
2歳半~3歳半までは3時間未満、
3歳半~4歳半までは4時間未満、
以降は、その時の状況をみて時間や宿泊の可否について判断する。
・面会場所
子供が小さいうちは公共の場とし、大きくなってきたら他の場所も検討する。
・面会交流の方法
母親または第三者が面会場所まで連れて行く。
日時の調整はその都度母親と父親で行う。
そもそもの夫の希望は?

夫の希望はこうでした。
・面会頻度
月に2回、できれば毎週会いたい。
・面会時間
1回につき6時間以上、時には宿泊もさせたい。
・面会場所
自分の実家。
・面会交流の方法
毎回実家まで送迎して欲しい。
子供を連れてくるのは第三者でも構わない。
日時は都度メールや電話で調整する。
私の考えは…月1回が限度
とにかく夫のことを信じられなくなっていたため、「面会場所」には特にこだわりました(; ・`д・´)
・面会頻度について
月に1回が限度。
「自分の好きなことをして生きたいから早く離婚して」と妻子を捨てるようなことを言った夫に会わせる気になんてなれません…!
・面会時間
1、2時間程度。
全く子育てをしてこなかった夫に、長時間預けても面倒をみきれないでしょう…(=_=)
慣れてきたら時間を延ばすように検討しますが、今時点で6時間などは約束できません!
・面会場所
公共の場。
たとえばデパートやショッピングモールにあるキッズスペースなど。
夫の実家は、煙草の灰皿がリビングに置いてあり、吸い殻はゴミ箱に捨てられていて、子供を預ける環境に適しているとは思えません!
義父は口が悪く、まだ赤ちゃんの頃に耳元で大声で喚かれ、制止してもやめてくれなかったことがあるので怖い。
その点、キッズスペースであれば、他人の目があるし、環境も整っており、安全性を確保することができる。
子供はまだ色々なものを口に入れてしまうため、良し悪しが判断できるようになったり、自分の意思を伝えることができるようになるまでは、公共の場で会わせるようにしたい。
・面会交流の方法
私は会いたくくないため、祖父母が連れて行くことになると思う。
日時はメールや電話での調整でかまわないが、日時が合わないからと言って文句や暴言などは言わないで欲しい。
以上。家事調停官に「もう少し譲歩できないか」と言われましたが、譲れませんでした。
本当は「会わせたくない」気持ちでいっぱいで、これでも精一杯の譲歩だったので…(;´Д`)
離婚して久しぶりに自分を取り戻せました( ;∀;)
面会交流の頻度や条件、他の人はどうしてる?
家事調停官の言葉から見える面会事情は?
・月1回はかなり少ない方だよ。
・月に2回が平均で、毎週会わせている人もいる。宿泊も普通にさせている。
・子供は泣くもの。すぐに慣れるから泣いても気にする必要はない。
・まだ物心もつかない幼いうちだからこそ、月1回ではなく頻繁に会わせた方が良い。
・あなたは子供と一緒に暮らせてるのだから、もう少し父親にも会わせてあげたら?
・面会交流は子供のためであり、あなたの相手方に対する気持ちは関係ない。
・まだ離婚前で親権は2人で有してる状態なのだから、あなたの意見だけが通るわけではない。
家事調停官に反発!
上のセリフを言ったのは、養育費の話でも私をイライラさせたという…あの家事調停官です。
いよいよ頭にきて、思わず反発してしまいました( ;∀;)
以下、私の反発内容です…。
人それぞれ離婚に至った理由は違います。
たとえば、1回の浮気で離婚する人と、モラハラを受け続けて、最終的に妻子を捨てるような発言をされて離婚するような人とでは、状況が違いますよね!
「子供と一緒に暮らせてるんだから」と言いますが、子供を捨てたのは相手です。
今更「会わせてもらえない」とか連れ去られたかのようなことを言われても困ります。
面会のことは子供のことを思って考えています。
子供が安全に過ごせるように、夫の暴言などの影響を受けないように考えているのですが、間違っていますでしょうか?
家事調停官の方の反応は…
おろろ…と圧倒されていました(=_=)
「月1回はかなり少ない方」という家事調停官の言葉でしたが、
統計データを見つけました(。-`ω-)
※集計表の一番最後に、面会交流の回数に関する集計があります。
私の知り合いの場合…
ちなみに、私の知り合いの場合は、離婚調停で、面会交流は「一切なし」で決定したそうです。
その代わり、相手からの養育費もなし…ということですが。
面会交流も養育費も子供のためのものなので、そのような取り決めは裁判所が許さないだろうと思っていたので、かなり意外でした(゚Д゚;)
最終的には、「夫婦が決めたのであればそれで良い」ということなのでしょうか。
調停はかなり長い期間かかったようではありますが…。
まとめ
何となくですが、私は養育費の金額に妥協し、夫は面会交流の条件に妥協した感じでした。
私は養育費の金額をもっと上げたかったけれど、面会交流で高い条件を出されると困るため妥協。
夫は、養育費の金額を妥協してもらった代わりに、面会交流の条件に対して自分も妥協する…というような。
お互いにこれ以上こだわりすぎると「良からぬことが起きる」というギリギリのところで、うまく話をまとめることができたのかなと思います。
主張だけでなく、妥協点を探るのも大切ですね。
離婚調停の結果は準備で差が出ます(゚Д゚;)
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