今年の年末年始はどう過ごしますか?
離婚後、初めて迎える年末年始の場合、実家に帰るべきか帰らざるべきか、元旦那の実家にはご挨拶に行くべきなのか?色々と頭を悩ませているかもしれません。
離婚した原因や離婚後の関係性は人それぞれなので、「こうすべき」というものは言えませんが、今年の過ごし方のヒントにしてもらえればと思います。
この記事の目次
実家に帰省する?

1.親戚や知り合いに顔を合わせにくい
離婚後、実家に帰省することのハードルを上げているのが、これではないでしょうか。
親兄弟や友達にはすでに離婚を報告しているけれども、親戚やそこまで親しくない同級生などには話をしていないため、顔を合わせたくない…という。
顔を合わせれば、おそらく「久しぶりだね。元気してた?変わりない?今どこにいるの?」なんて、相手は「離婚」というディープな話が出てくるなんて思いもよらないため、気軽に質問を投げかけてくるのです。
想像するだけで、気が重くなるし、面倒くさいですよね。
でも、今年帰省しなかったら来年もまた同じことで悩むことになり、実家から足が遠のいてしまうことになります。
それに、自分以外のどこからか伝わって知られた…というよりも、自分の口から直接伝えた方が、お互いに今後も顔を合わせやすいし話をしやすいと思います。
いずれはどうせ知られること。明るくあっけらかんと公開して、気持ちよく新年を迎えるのが良いと思います。
親戚や知り合いも、離婚を知って、色々と良くしてくれるかもしれませんよ^^
2.親から説教されそう
親の反対を押し切って離婚をした場合は、親からの説教も心配の種かもしれません。
または、そもそも親の反対を聞かずに結婚して離婚してしまった場合も…帰りにくいですよね。
けれど、離婚した事実はもう変わらないし、ここで親子の間まで距離ができてしまうのは悲しいものです。
お説教されたとしても、永遠に続くわけではないのだし、耳が痛くても親の説教を一度聞いておくのは今後の人生の糧になると思います。
説教をされるということは、自分にも至らない点があったということだし、親だからこそ気づくこと、言えることというのはありますから。
「ありがたい」という気持ちで話を聞いてみると、聞こえ方も全然変わってきますよ^^
それに、親が一番にしたいことは「説教」ではなく「元気にしている顔を見ること」だと思いますので。
3.親に甘えてしまいそう
実家に帰ると親に甘えてしまいそう…という心配を抱えている人は、とても頑張り屋さんで、辛い中でも一生懸命頑張ってきた人なのでしょう。
そういう不安があればこそ、ぜひ実家に帰って欲しいと思います。
たまには実家に帰って、親に甘えていいと思います。
これからまだまだ長い人生は続きますので、心身共に緩めて休憩する時も必要です。
それに、実家に帰ることで、親のために何かしてあげられることもありますよね。
しっかり、甘えさせてもらって、親孝行もして、「次はゴールデンウィークに帰ってくるね~」と次の約束をして、また自分の家に帰ればいいんです。
親に甘えることを恥ずかしいと思う必要はありません。
4.実家から「帰ってくるな」と言われた
辛いですね。でも、もしかしたら、頭に血が上ってカッとなって言ってしまったセリフかもしれませんよ。
数日明けて、再度連絡をしてみましょう。
それでも変わらず、「帰ってくるな」と本気で言われてしまったら…。
寂しいかもしれませんが、とりあえず今年の年末年始の帰省は控えておきましょう。
そして、怒っている理由にもよりますが、年賀状や手紙を送り、自分の気持ちや考えなどを伝えてみるのもいいかもしれません。
文字だからこそ、伝えられることもあります。ただ、文字だからこそ、誤って伝わってしまうこともあるため注意は必要ですが。
心配が行き過ぎて「怒り」になってしまっているのだと思いますので、一度引いて、手を変えて気持ちを伝えてみましょう。
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元旦那の実家に正月の挨拶は必要?
1.子供がいるか、いないか
元旦那の実家から呼ばれない限りは、こちらから正月の挨拶に出向く必要はないでしょう。
なかには、元夫の不倫で離婚したけれども、義理の両親とは仲が良くて今でも夫抜きで交流が続いている…なんていう人もいるようですが、かなりレアケースだと思います。
私だったら、夫が不倫したら、その親まで憎く思ってしまいます…。不倫発覚後の親の態度にもよるのかな^^;
話がそれましたが、大抵の場合、声がかかるのは、子供を自分が引き取って育てている場合だと思います。
「お正月に孫をうちに連れてきて」と。
離婚してまで関係を続けたくない、断れないものか?自分も一緒に行くべきなのか?…せっかく離婚したのに気分が滅入ってしまいそうですよね。
2.面会交流の権利は祖父母にもある?
「面会交流」という考えからすると、祖父母が会いたいと言ってきたとしても、応じる必要はありません。
面会交流は、親権を持たなかった親に与えられている権利であるため、元夫からの要求に対してのみ応じればいいのです。
そのため、元旦那の実家から「連れてきて」と言われたとしても、どうしても連れていきたくない場合は断ることができます。
ただ、元夫が「祖父母に会わせてあげたいから実家に連れていく」と言ってきた場合は、その行き先まで指定・制限することはできないため、実家に連れていかれることとなります。
もし、子供がまだ乳幼児などで母親の付き添いが必要な場合は、行き先の指定をすることができるようですので、交渉してみるようにしましょう。
3.子供の希望を聞く
たとえ夫婦が離婚して離れ離れになったとしても、子供にとって親であることに変わりはありません。
子供にとっては、おじいちゃん、おばあちゃんも変わりはありません。
離婚した相手方のところに会わせに行くことは、引き取った親からすれば気持ちの良いものではないと思いますが、「行きたいか、行きたくないか」子供の希望を聞いてあげるのが一番なんだと思います。
子供も大きくなってくれば、自分で様々なことを判断できるようになり、中学生や高校生にでもなれば行きたがらなくなる子供も多いです。
そうなるように子供にプレッシャーをかけたり、悪口を吹き込んだりするわけにはいきませんが…。
一時のことと割り切って、子供の希望を聞いてあげるようにしましょう。
4.つかず離れずの距離を維持する
なんだかんだ言いましたが、子供を育てているのは自分なのですから、まずは「自分の実家優先」で良いでしょう。
年末年始を実家に帰って過ごすのであれば、元旦那の実家はお正月明けに伺えばいいのです。
ただ、その際はご挨拶等でしっかりカバーするようにしましょう。
元旦那の実家と、つかず離れずのベストな距離を維持することができれば、子供の誕生日やクリスマス、お正月などのイベント時に、プレゼントやお年玉をもらえて、得るものがあります。
中には、関係が深まりすぎること、頻度が高くなりすぎることを懸念している人もいるかもしれません。
そこで大切なのが、あくまで「自分と子供の家族」や「自分の実家」を優先する姿勢は守り通すことです。
特に、離婚後初めての年末年始を迎える場合は、今年の過ごし方で今後の関係が決まると言っても過言ではありません。
「お正月はうちに連れてきて」と言われて、「分かりました…」なんて渋々でも応じてしまうと、それが今後恒例になってしまいますから…(*_*;
「年末年始は実家に帰省するため、戻ってきてから伺わせてもらいますね~」などと明るくさらっと言ってのけましょう!
まとめ
いかがでしたか?
自分の実家はまぁいいものの、元旦那の実家との付き合い方はかなり悩みますよね。
私自身も、離婚後に元夫や義理両親に子供を会わせなければいけない…と考えると、ものすごく抵抗があります。
そんな私が母に言われたのが、「子供は親のことをよく見てるから、あなたが一生懸命子供を育てていれば、何も言わなくても子供は分かるようになる。小さいうちは分からないと思うけど、中学生くらいになると反抗期とかも出てきて、親に反発しだして、父親にも会いたくないと言い出したりすると思うから。あまり心配しすぎる必要はない。その時までのことと割り切って、あなたは自分ができる精一杯のことをしてあげて、あとは堂々としていなさい」と。
イヤなこと、避けたいことばかりに意識がいってしまいがちですが、まずは「自分ができること、するべきこと」を一生懸命にすることが大切なんだと思いました。
そうすることで自分に自信がついて、多少のことではビクつかない、芯の強い人間になれるんだと。
そして、子供もそうした母親の背中をみて、まっすぐ育ってくれるんだと思います。
あとは、なるようになるさ!1日1日を楽しみつつ、頑張っていきましょう(^◇^)
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元旦那だからまさか犯罪はしないでしょ…なんて過信は禁物です!
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