モラハラ夫の性格は直らない?子供への影響や対処方法は?

結婚前はあんなに優しかった夫が、結婚後、ひどい仕打ちをしてくるようになった。

これは自分に原因があるのだろうか…。

私が不出来だから?私が気が利かないから?性格が合わないから?

違います。ある日突然、モラハラ夫になってしまった原因は、「幼少期の家庭環境」が影響しているようです。

そうなると次に不安になるのが、自分の「子供への影響」

子供への影響を考えると、単に自分が耐えればいいだけの話ではなくなってきます。

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モラハラの原因は幼少期の家庭環境?

1.親の過干渉

過干渉とは、親が思った通りにさせようと、子供のすることに口や手を出し過ぎてしまうことです。

幼いうちは、危険なことやしてはいけないことがまだ分からないため、制止する必要があります。

ただ、それが大きくなっても勉強や就職、友達付き合いなどにまで口出しし、親が思う方向に進めさせてしまうとどうなるでしょうか?

子供は意思を尊重されず、親に言われるがままに行動することになり、親の意見なしでは、自分がどうしたらいいのか考え行動することができなくなってしまうのです。

失敗体験やリカバリー体験を積んで自己肯定感を高める大切な時期に、意志を尊重されず、親が決めた行動を押し付けられ、失敗すると責められた子供は、自己肯定感を育む機会を失ってしまいます。

その結果、自分の存在価値を何とか証明しようと、自分より弱い立場の人間にモラハラ行為をし、相手を見下すことで、自分の存在価値を実感しようとする人がいるそうです。

※自己肯定感とは?

自分は生きる価値がある、誰かに必要とされていると、自らの価値や存在意義を肯定できる感情のこと。

自分の長所も欠点も含めて肯定できる、前向きな感情とも言えます。

0歳~6歳までの未就学児の間に土台が形成され、これには親の接し方が大きく影響し、子供に「愛されているんだ!という実感を持たせる」「やればできるんだ!という自信を持たせる」ことが重要と言われています。

2.親の過保護

親が過保護にしすぎることで、子供は、親の言う通りにしていれば自分で考えて行動する必要がないため、自分の意見がなくなってしまいます。

また、親がいつも自分のことを第一に考えれくれるため、守られていることを常に実感し、他者を尊重できず、軽んじてしまうなどの影響が出てきます。

たとえば、学校に忘れ物をした際、母親は「お母さんが確認してあげなかったのがいけなかったね」となり、子供は「そうだよ。ボクは何も悪くない」と。

つまり、「すべて人のせい」と責任転嫁するようになってしまうのです。

モラハラ人間の親は、子供が大人になっても子離れできていない場合も多いそうです。

モラハラ夫はマザコンの可能性が高い?

⇒ マザコンが理由で離婚するのはあり?マザコンの定義は?

⇒ マザコン夫と離婚しないで上手に付き合う方法は?

3.父親の存在

本来、男の子は幼少期に父親のマネをして自制心を学び、母親の保護により自然な自分を受け入れられる安心感を得ています。

ところが、父親がいないシングルマザーや、仕事が忙しく家庭を顧みない父親、子供を甘やかすばかりできちんと注意することができない父親だと、父親との関わりが薄いため、厳しさやたくましさ、自制心などの父親から学ぶべきことを学ぶ機会をなくしてしまいます。

こうした場合、たいてい母親が父親の代わりになろうと子供に厳しく接しますが、そうすると母親から得られるべき、ありのままの自分を受け入れられる安心感を得ることができなくなってしまい、増々自己肯定感が下がってしまう傾向があるようです。

4.虐待を受けた経験

morahara

幼少期に育児放棄(ネグレスト)や暴力を受けてきた場合、自分を大切にしてくれたり、ありのままの自分を愛してくれたりする存在がおらず、自分に自信を持ちにくい性格になってしまうそうです。

人の顔色を伺ったり、自分を粗末にしたり、劣等感を抱き続けやすいと言われています。

また、自分の心を開放することもできなくなります。

そのため表面的にはよい夫を演じ、他人からの評価が下がらないようにしますが、心の奥底にある劣等感を優越感に変えるために、モラハラ行為や暴力を振るうことで、精神のバランスを保っているそうです。

5.親のモラハラ

親が日常的にモラハラを行っていると、それが普通だと思って育ってしまいます。

そのため、親から言われた酷い言葉を学校でそのまま友達に言ってしまい、トラブルになるケースもあります。

また、父親が母親にモラハラ行為をする姿を見せることも、歪んだ家族像をインプットさせてしまうことになります。

幼少期にモラハラを見て育った子供は、将来、自分の家庭でもモラハラをする確率が高く、外面と内面の使い分けもうまくなる傾向にあります。

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モラハラが与える子供への影響は

1.キレやすくなる

モラハラをする父親の影響を受けて、些細なことでキレやすくなることがあります。

父親が母親にする態度を見て、母親に対して、無視したり、暴言口調で自己表現をすることもあります。

2.人を傷つけても気づかない

幼いころから暴言の中で育っているため、それが原因で友達とトラブルになることがあります。

親や先生に怒られても、何が悪いのか全く理解することができず、傷ついてしまい、自己肯定感が増々低くなってしまいます。

3.人をさげすんでしまう

父親が母親を馬鹿にしている姿を見ているため、間違った価値観を植えつけられてしまう可能性があります。

母親の言うことを聞かない、幼稚園で弱い立場の子をいじめる、人を無視したり、悪口を言ったりする、という言動に現れることもあります。

しかし、子供にとってはそれが普通のことなので、悪いということが分からないのです。

4.自尊心が育たない

言葉の虐待を受けた子供は、何をするにも自信がなく自尊心が育たなくなってしまいます。そのため、引きこもりや摂食障害、心身症などの心の病を患ってしまう恐れもあります。

5.優等生を演じる

父親が母親に辛くあたる姿を見て、「自分がしっかりしなくては」「お母さんを守らなきゃ」と、一生懸命「いい子」になって喜ばせようとする子もいます。

まとめ

子供の性格は持って生まれたもの、育った環境に影響する…というのはよく聞きますよね。

モラハラ夫の子供であれば、遺伝的なものもあるだろうし、家庭環境の影響もあるため、高確率でモラハラ人間になってしまう可能性が心配されます。

子供のことを考えれば、「自分さえ我慢すればいい」では済まされません。

とはいえ、離婚して父親がいなくなってしまうことの影響はどうなのか…。

まずは、夫のモラハラをどうにかできないのか、そして、自分自身もモラハラを呼び込みやすい状態にしてしまっていないか、そこから見直していくのが良いでしょう。

※「モラハラ」についての記事はこちらにまとめています。

⇒ モラハラ暴言夫についての記事一覧まとめ

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コメント

  1. ケイ より:

    >子供の性格は持って生まれたもの、育った環境に影響する…というのはよく聞きますよね。モラハラ夫の子供であれば、遺伝的なものもあるだろうし、家庭環境の影響もあるため、高確率でモラハラ人間になってしまう可能性が心配されます。

    やめてよ…被虐待児は虐待親になるってのと同じ論調じゃん、それ。高確率でって。
    モラハラ親父のもとで育って、自分はそうならないように必死であがいてるのに、軽々しくそんな事言われたくねーわ。アイツの血を引いてるってだけで嫌なのに。
    モラハラ被害者をさらに傷つけるのが、この記事の趣旨って訳じゃないでしょうに。

    • 管理人 みーこ より:

      ケイさん、コメントありがとうございます。
      そして、私の記事で傷つけてしまったようでごめんなさい。

      ここには書いていませんでしたが、私もモラハラを受けている妻であり、
      子供への影響を不安に思っている母親でもあります。
      子供のことを考えると、モラハラで子供が傷つく前に離婚するべきか、
      でも父親を失わせてしまってもいいものか…。
      親としての立場で、同じように悩んでいる方がいればとの思いでこの記事を書き、
      子供の立場の方が読むことは想定していませんでした。
      (離婚をテーマにしたブログですので…)

      決してモラハラ被害者を傷つけようと思っているわけではありません。

      子供への影響は親にとってとても不安なことであり、
      そういった連鎖を断ち切るために親としてどういう行動をとるべきか
      考えるヒントになればとの思いで書いています。

      とはいえ、読んでくださった方を不快にさせてしまったことは
      とても残念であり、今回いただいたコメントは戒めとして
      自分の中に大切に留めさせてもらいます。
      ありがとうございました。

      • ジンベイ より:

        今現在、お互いに弁護士をつけて離婚協議中の者です。
        9歳の男の子が一人おりますが、相手をとても嫌っていて、別居となった今、私との二人の暮らしがとても幸せだと言ってくれています。相手のモラハラで、パニック障害、うつ、心身症になってしまった私を助けようと、子供なりに手伝ってくれたり…
        でも、私自身が母子家庭で育ち、自己愛性人格障害の母から感情的に接されて、再婚相手とも折り合いがつかず10代で家を出ました。26年も前の話ですが…あえて遠い東京に一人で暮らし、つらいと思うこともたくさんありましたが、あの家に帰りたいと思ったことは一度もありませんでした。
        相手のモラハラを相談した時も、「まさかあの人がそんな訳はない。私ととてもよく似てるからあの人の気持ちが分かる。あんたが悪いのよ、子供を一番に考えすぎてるから」と言われ、一時的にも実家にいさせて欲しいとお願いしても「お断り」と言われました。その時私ははっきり、この人の娘をやめよう、相手と必ず別れ、息子と力を合わせて二人で生きていこうと決意しました。
        今、心療内科に通いながら、狭い団地で息子と二人で暮らしていますが、人生の中で今が一番幸せです。
        私が精神的疾患で苦しんでいることもモラハラも認めず、慰謝料を拒み、どの口がそんなことが言えるのだろうと呆れるような、可哀想な父親を演じて面会交流を切願しているなどと代理人を通じて言っていますが、子供を無視し子供に見られ慌てて自慰行為をやめたり、ふすま一枚向こうで聞こえるように文句や舌打ち、そんな腐った人間と離れさせられたことは、私の、母親としてのプライド。息子を守る手段の一つでした。
        これからのことは、一つ一つゆっくりその時その時考えればいい。
        今、この子と一緒にいる。それ以上の幸せはないのだから、どんなことにも立ち向かえると、自分を信じています。

    • シンママ希望 より:

      夫の父親はモラハラ夫で義兄もそうなので義姉が今離婚を考えています。

      そしてうちの夫もモラハラ傾向があり私もとても辛い思いをしています。

      たぶん父親を見て育ち『父親』とはこんな感じと植えつけられてしまったのではないのでしょうか。日々同じシチュエーションが繰り返されそれが普通だと子どもは思ってしまったことでしょう。

      夫は男3人兄弟ですがそれぞれ違う性格ですが女をバカにしているところは共通しており
      兄の嫁は別居、うちは仮面夫婦、弟は離婚しました。
      早くこの悪い環境を子どもとともに離れるか

      原因の父親に改めてもらうしかないと思っています。

      甥っ子はもう大きくなっています。うちの子はまだ小さいので本当にこの負の連鎖を止めたいです。
      遺伝ではなく環境が与える影響は少なくともあると個人的には考えております。

      • 管理人 みーこ より:

        シンママ希望さん、コメントありがとうございます。
        返信が遅くなってしまいすみません。

        モラハラ夫との生活は大変ですよね。
        私も環境が与える影響は大きいと思います。だからこそ直すのも難しいと痛感…。

        私の夫の父親(義父)も典型的なモラハラ夫で、女性をバカにしたような発言や態度が多々あります。
        女性だけでなく、周囲の人の粗を探してダメ出しをして、自分の存在価値を高めるような言動も…。
        そして夫も全く同じような思考回路を持ち、同じような発言をします。

        いくら話し合っても直らず、おそらく理解もしてもらえていないです。

        夫のことは諦め、とにかく子供への影響は阻止したい。
        子供には、物事の善悪や人の気持ちが分かる人になって、将来幸せな家庭を築いてほしい。
        そんな気持ちでいっぱいです。

        そして色々考えた結果、私は今、離婚に向けて動いています。
        離婚することは簡単ではないし、苦労も尽きることはないと思いますが、
        それでも今よりは幸せになれる自信を持てたので。

        と、自分の話になってしまいましたが(^^;)

        モラハラ夫から受ける苦しみはなかなか他人に理解されにくく、
        ひたすら耐えている妻はたくさんいると思います。
        なので、こうしてコメントでリアルな声を聞かせていただけるのは、すごくありがたいです。
        密かに悩んでいる人の心に響くものだと思います。
        また何かあればお聞かせください。ありがとうございました^^

  2. ゆき より:

    旦那のモラハラで、離婚協議中の者ですが
    わたしは、旦那の影響で子ども達から
    仲間外れにさせられています。
    離婚して親権をとっても、子ども達と前みたいに仲良くなるにはどのような事をすればいいのか教えてください。

    • 管理人 みーこ より:

      ゆきさん、はじめまして。
      コメントありがとうございます。

      モラハラ夫が子供たちをそそのかしているんですね。
      私が離婚した理由の一つにもその心配がありました。
      子供が物心つかない内だったので、実際の影響はありませんでしたが、辛いですね。

      子供たちとの関係修復の方法は、お子さんの年齢や性別にもよるのでアドバイスが難しいところですが…

      たとえばですが、幼児にしても、小学生にしても、高校生にしても、
      一緒に料理をするなどの共同作業から始めてみるのはどうでしょうか?
      ハンバーグをこねてみたり、カレーを作ってみたり、
      料理の手順を説明したり、「ぐにょぐにょするー」「こげた!」などの感想で会話が自然と出てくると思います。
      料理参加を断られるようであれば、ホットプレートで調理しながら食べるものだと良いかもしれません。
      お好み焼きとか(*‘ω‘ *)

      あとは、父親の悪口は言わないこと。
      そして、自分が自然体でいられる人(友人や実家家族)と一緒に過ごしてみるのも良いと思います。
      お母さんってこんな風に笑うんだ、結構おもしろいじゃん、友達いるんだ、など
      父親からどんな洗脳をされたとしても、時間がかかるかもしれないけれど、
      子供たちが自分の目で見て感じたことが一番になってくると思いますよ。

      なんて、ゆきさんの状況に当てはまらなかったらごめんなさい。
      少しでも参考になれば幸いです。

  3. ジンベイ より:

    人それぞれですが、私は、「幸せになるための選択」としての別居や離婚もあるのだと身をもって知ったので、不便だけど不幸じゃない、大変だけど嬉しい、不安なはずなのに最善だったと思える、これって、解放されたってことですよね。
    母親への憎しみや、相手への怒りからも。
    もう恨んでいないけど、愛しくもない。みじんも。
    40も過ぎてやっと、自分らしく生きていける気がしています。

    • 管理人 みーこ より:

      ジンベイさん、はじめまして。
      コメントありがとうございます。

      一番味方のはずの母親に頼れなかったということで、不安が大きかったと思います。
      ですが、それで色々と踏ん切りがついて覚悟を決めることができたとのことで、
      ある意味感謝ですね!
      憎しみをバネにすると負のオーラが強い感じになってしまうので心配なところですが、
      ジンベイさんはそんなこともないようなので安心しました。

      負けん気、プライド、子供への愛情をバネにコツコツ頑張っていると、
      プラスのオーラで自分も子供もグッと成長させてくれますよ。これからが楽しみですね。

      私も、別居や離婚がすべて悪いことだとは思いません。
      「幸せになるための選択」・・・とてもよく分かります。
      残念ですが、それが「最善の選択」な人はいます。

      でも、その人にとっては「最善」なので、他人に思われるほど残念なことでもない。
      けどまぁ、そもそも、そんな人と結婚してしまった自分は残念…。
      でも、その人と結婚しなければ、今の子供にも会えなかったから、やっぱり残念とは言えない…。

      なんて、今でも時々グルグル考えてしまう私です(;´∀`)
      結果、「残念」ではなく「しょうがなかったこと」に落ち着きました(笑)

      何はともあれ、子供と一緒に心穏やかに生活できることはとても幸せですよね。
      これまでの強いストレスから病院にかかられているとのことで、まだまだ協議中で大変なさなかかと思いますが、
      少しずつでも心の氷が解けるように回復していかれることを願っています。