「あーもう離婚したい」
お正月に離婚を考える妻が多いようですが、その原因は何でしょうか?
なんとなく想像がつくと思いますが、発端になりやすいのが「夫の実家への帰省」です。
ただ気を遣うだけならまだしも、嫁姑問題があればお正月が憂鬱でたまらないですよね。
でもそれより重大なのは、「夫自身」なんです…。
夫の実家への正月帰省問題で離婚の危機?
1.嫁姑問題

●家政婦以上にこき使われる
夫の実家にご挨拶に行ってお客様でいるつもりはないけれど、挨拶もそこそこに姑からの先制攻撃。
「待ってたわ~。あなたのおせちが食べたいのよ、早速作ってくれる?明日は9時から親戚一同集まるから対応よろしくね」
頼ってもらえるのは嬉しいけれど、料理、接客、片づけ、掃除、洗濯まですべて任されて食事をする暇もない…となるとどうしても「こき使われる」という感覚になってしまいますよね。
他の嫁たちは座って楽しそうに話をしている…となると「嫌がらせなの?」とすら思えてしまいます。
なかには、食事時間になっても自分のお皿とお箸だけ用意されず、結局作らされるだけで一口も食べられなかった…なんていう経験をした人もいるようです。
●完全お客様扱いでポツン
逆に、「いいのよいいのよー。あなたはお客様なんだから座ってて」という姑も。
とはいえ、ただ座っているわけにもいかないと立ち上がろうとすると「いいから座っててちょうだい!」とピシャリと言われて座りなおすことに。
気を遣われすぎるのも嫁として認められていないような気がしてしまうし、他の嫁が姑と楽しそうにキッチンに並んでいるとすれば、「もしかして嫌われてる?」なんて余計な詮索をしてしまいます。
子供がいて、子供のお世話や遊び相手をしているなら時間も潰せていいんですけどね。
ただ何もなく座っているだけなのは、気まずさと寂しさでいっぱいで長い長い時間のように感じてしまうものです。
●嫌味を言われる
「〇〇君、おかえりなさい。久しぶりねー。遠慮せずにいつでも帰ってきていいのよ。何か帰ってこれない理由でもあるの?」
「〇〇君、ちょっと痩せたんじゃない?ご飯しっかり食べてるの?あら、服にしわが寄ってるわね…」
姑から夫への声かけ、これってどう思いますか?
「嫁への嫌味?」と感じた人は、嫁姑の仲があまり良くないか、姑に対して後ろめたい思いがあるのかもしれませんね。
嫁姑の仲が良好な人は、このセリフを聞いてもきっと何とも思わないんです…。
息子を心配する気持ちは分かりますが、言いたいことがあれば直接言ってもらう方がまだマシですよね。
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2.旦那の態度がムカつく

●間をとりもってくれない
姑に嫌味を言われたり、こき使われてても見てみぬふり。
親戚一同の中でポツンと一人寂しそうにしていても、知らんぷり。
「対処方法が分からない」のか「そういうもの」と思っているからなのか分からないけれど、どちらにしろ問題です。
夫が少し気を回してくれたり、声をかけてくれたり、間を取り持ってくれれば解決するものなのに、ほったらかしにされると夫への信頼度が急降下してしまいます。
姑に辛くあたられたとしても、夫さえ味方してくれれば頑張れるのに…。
嫁姑問題で妻の頭に離婚がよぎったとしても、最終的に決意させるのは「夫の対応」なんです。
●ほとんど家にいない、寝てばかり
せっかく実家に帰省しているのに、友達と遊びに行ったり、飲みに行ったりでほとんど家にいない。
家にいても寝てばかりで、結局、実家にいた3日間、親や親戚の相手をするのは自分だけ…。
「そんなんだったらあなただけ帰ったらいいじゃない」と言うと、「正月くらい親孝行してやろうと思わないのか」と。
帰省してもほとんど外出しているか寝ているかなので、妻がどれほど気を遣い体を動かしているのかなんて知る由もなく、あげく親孝行まで妻任せ…。
友達との時間を大切にしたいのは分かるけれど、全くいないというのはどうかと思うし、だったら妻の身も解放して欲しいと思ってしまいます。
●良い夫のふりをする
普段家では何もしないのに、親や親戚の前では率先して子供のお世話をし、妻に優しくしてみせる。
偉いわね~。優しいわね~。イクメンね~。なんて褒められ…
「当然のことだよ」「〇〇(妻)だけだと大変だからね」と鼻の下を伸ばして言っている夫を見ると、ドン引きしてしまいます。
「嘘つき」はもちろん、嫁の自分が不出来だったり楽してるように思われそうで、イライラしてしまいます。
旦那的には、「褒められたかったから」「良いところを見せたかったから」という単純な男心でとった言動なんでしょうが。
家事、育児、思いやりが大切なものだと分かっているのであれば、自宅にいる時からぜひ実行して欲しいですよね。
普段は何もしてくれないのに…(-_-;)
正月に夫が家にいる問題
年末年始の休みが始まると、普段とは違ってかなりの長時間一緒に過ごすことになりますよね。
「夫LOVE」な妻にとっては嬉しくてたまらない期間だと思いますが、「夫SIね」なんて思っている妻にとっては、とても苦痛でたまらない期間となるのです…。
1.息抜きタイムがなくなる
普段、夫婦喧嘩をしたり、夫にイライラしたりすることがあっても、朝から仕事に行って家からいなくなってくれれば、ふぅっと肩の力が抜けて、リラックス&気分転換することができませんか?
だからこそ、夜帰ってきた時に、少し心に余裕をもって迎えることができる…なんてことも。
その息抜きタイムが、年末年始の休暇中はとれないんです!
毎日毎日ずーっと家にいられて、気分を変えるチャンスがなく、さらには目の前でゴロゴロダラダラされてイライラが急ピッチで溜まっていってしまいます。
「夫SIね」とまでは思っていなかった妻も、夫と過ごす時間が長くなることで夫の粗が目に付くようになってしまうこともあります。
「休みなんてなくていいのに」なんて思えてきたら、ちょっと外に出てリフレッシュするようにしましょう。
2.夫に期待してしまう
休みの間は、子供や夫の昼食の準備や片づけが必要になります。
家に自分しかいない時と違って、次から次に部屋を散らかされていくし、一向に家事が終わらないんですよね。
そんな中、ゴロゴロダラダラしている夫を見て、つい「ちょっとくらい手伝ってくれないかな」なんて嫌味をこぼしてしまい、これがトラブルの元に…。
「正月くらい休ませてくれよ」「せっかくの休みにうるさく言われるなら仕事してた方がマシだな」
なんて言われて、カッチーン。
「はー?主婦は休日なんてなく毎日働き詰めなんだよ!少しくらい手伝ってくれてもいいじゃない!毎日食って寝て過ごすつもりなの?仕事してる方がマシなら仕事しに行ってこい!いない方がマシだわ!(心の声)」
なんて。ちょっと期待して言ってしまった言葉から、溢れる思い(苛立ち)が止まらなくなってしまうんです”(-“”-)”
専業主婦でなく、自分も仕事を持っている場合はなおさらに。
「夫に期待しない」ということが一番の予防策なんですが、腑に落ちないですよね。
正月の恨みは深い…。
冬ならではの仕返しでスッキリ、ほくそ笑みましょう(・´з`・)
まとめ
「あー離婚したい」って思いは、何かのきっかけがあって爆発的に膨らむんですが、真の原因は日常の小さなイライラやすれ違いの蓄積にあるんです。
よく「いざという時は俺が守るから」なんていうセリフを言う男性がいますが、男性が想定しているいざという時はおそらく事件や事故の時…。
でも、女性が助けを求めたいのは、「もっと身近な日常」なんですよね。
そこがずれているから、いつか妻が離婚を考えてしまうことになるのかもしれません。
自分の実家に帰るとリラックスしてダラダラしちゃう気持ちは分かるんです。
大切なのは「そんな時でも相手に対する気遣いを忘れない」ということだと思います。
たとえば、夫を自分の実家に招いた場合、夫が肩身の狭い思いをしていないか、食事は遠慮なく食べれているか、アルコールも進んでいるか、機嫌よく過ごしてくれているか、何か不便はないか…など気にかけたり、親との会話が弾むように話題を振ったり、場をとりもったりもしますよね。
夫が自分の実家で楽しく過ごしてくれるからこそ、自分も気持ちよくリラックスして過ごせるものだと思うから。
男性にそれを求めても難しいのかもしれませんが、でも最低限、妻が辛そうにしていたら手を差し伸べて!
「あー離婚したい」みんなはどんな時に感じてる?
あるある…(´-ω-`)
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