元旦那から再婚を理由に養育費減額請求された場合の対処法を紹介します。
養育費減額は生活への影響が大きいし、今後払ってもらえなくなる不安もありますよね。
父親としての責任をしっかり果たしてもらうためにも、養育費減額請求にはきちんとした対策が必要です。
この記事の目次
元旦那の再婚で養育費減額請求された場合の対処法は?
養育費減額が妥当か検討する

まずは、本当に養育費を減額する必要があるのかをよく考えましょう。
離婚後年数が経っている場合、養育費を決めた時とはお互いの収入が変わっている可能性が高いですし、子供の年齢についても0~14歳と15歳以降では養育費金額が変わってきます。
もしかすると、そもそもは養育費を「増額」できるような状況だったのかもしれません。
「元夫の再婚=養育費減額」とは限らないので、まずは減額が本当に妥当なのかを検討しましょう。
元旦那の言い値に任せない
たとえ養育費の減額が妥当だとしても、元夫から要求された金額をそのまま鵜呑みにする必要はありません。
提案された養育費金額が妥当かどうか、きちんと納得できるまで検討しましょう。
減額後の養育費金額を記録に残す
養育費金額や支払条件など、見直しが入った内容はきちんと記録を残しておきましょう。
今後、新たに子供が産まれたり、マイホームを購入したり、引越しをしたり…新しい家族とのイベントで養育費が勝手に減額されたり、支払いが滞ってしまう可能性は大いに考えられます。
何かあった時のために、「強制執行認諾文言」が入った公正証書や調停調書に必ず記録しておくことが大切です。
養育費減額の金額はどう決める?
養育費減額請求されたら、減額が妥当かどうか検討して、金額をいくらにするのか計算して決めなければいけません。
その方法としては、養育費調停か弁護士事務所への依頼がおすすめです。
費用が安いのは養育費調停
安いのは家庭裁判所の養育費調停です。数千円で済ませることができます。
ただ、私には苦い経験があります…。
離婚調停で養育費を決めた際のことですが、調停員は中立の立場であるはずなのに元旦那の味方をするような発言が多々あったんです(-_-;)
話を早くまとめて早く終わらせようとするためなのか…
「ムリを言っても払ってもらえなきゃ意味がないんだから」や「〇万円なら払ってくれるって言ってるんだからさ…」「このままだと次回持ち越しになるよ」など、ものすごく諭されました。
担当についてくれる調停員の当たり外れもあるんだとは思いますが、二度とお世話になりたくないと思いました。
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有利な条件で進めるなら弁護士
その点、弁護士であれば、全力で依頼主である自分の味方になってくれます!
あの手この手の材料で元旦那を説得にかかり、少しでも自分に有利になるような折り合いの付け方を考えてくれます。
ただ心配なのが、弁護士費用だと思います。
分かります。シングルマザーで、将来の前に今の生活も不安な中で弁護士費用を支払う余裕はないですよね。
でも、養育費の減額はこれから何年分にも影響してきます。
たとえば、子供がまだ8歳なのに、相手に言われるままに養育費1万円減額されてしまったとすると、1万円×12か月×12年分=144万円も失うことになります。
もし弁護士を雇っていたならば…
半額で済ませられるかもしれないし、そもそも減額なんて必要ない話なんていうこともあり得ます。
それに、調停での話し合いのように平日仕事を休む必要もありません。
離婚してからまで見たくない元旦那の顔を見ないでいいし、トラブルにつながりやすいお金の話し合いに立ち会わなくていいため、ストレスを減らすこともできます。
弁護士事務所は初回無料相談ができるところが多いので、まずは減額の必要性や見込み金額を聞いてみたり、見積もりをとってみるのがおすすめです。
養育費未払いになる可能性が高いなら…
元夫の性格や再婚後の生活状況から、今後、養育費の未払いになる可能性が高い場合は「イストワール法律事務所」がおすすめです。
その理由は、費用の安さとサポート内容が充実しているから。
費用は成功報酬制で、元夫から振り込まれる毎月の養育費の30%を支払うのみで、着手金やその他費用はかかりません。
しかも、養育費30%分の報酬の中には下記サポートも含まれているため、今後養育費で何かトラブルがあっても安心して過ごすことができるんです。
安心充実のサポート内容
・元夫への養育費の請求と交渉
・元夫の所在が不明になった場合の調査・捜索
・元夫側からのDV・暴言対策
・元夫のストーキングなど緊急事態における警察との連携
・養育費の支払いを拒絶した場合における裁判および強制執行
もし、度々支払わなくなるような元夫の場合、その度に調停をしたり弁護士に依頼したりしていたら大変ですよね。
そのうち調停にも来なくなったり、音信不通で行方知れずになって探偵を雇うことになったり、弁護士に依頼するごとに着手金をとられたり…たくさんの時間やコストをとられてしまいます。
その点、イストワール法律事務所にお願いしておけば、行方不明になったら探してくれるし、払ってくれない場合は取り立てに行ってくれたり、強制執行の手続きをとってくれたりします。
もちろん減額交渉への対応もあるし、元夫から嫌がらせされた場合は法律と警察の力で守ってくれますよ。
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イストワール法律事務所養育費
離婚後の養育費についての相談は無料で受けてもらえるので、気になることや不安なことがあれば聞いてみると良いですよ。
養育費減額請求で失敗しないために
「言えば通るんだ」と思わせない
元旦那に言われるがままに従っていては、「なんだムリって言えば減額できるんだ」と思われてしまいます。
そうなると、今後あれこれ理由をつけて減額請求してくる可能性が…。
「払ってくれなくなったら困る」「払ってもらえないよりはマシ」なんていう心配もあるかと思いますが、ここは毅然と対応しましょう。
まずは、「分かった。家庭裁判所か弁護士さんのところできちんと計算してもらおう」と返答するだけでも元夫への印象は変わりますよ。
「減額」の次は「払わない」可能性も
養育費減額の次は、払わなくなってしまう可能性もあります。
減額が通ったのを機に「あわよくば」精神が出てきてしまったり、再婚後の新しい家族との生活で元の家族への気持ちが薄れてしまったり、再婚相手からのプレッシャーで払わなくなってしまうなんていうことも…。
最悪の事態を考えて、見直した養育費の金額や条件等については公正証書(調停調書、裁判調書など)に加筆するようにしておきましょう。
さいごに
元旦那からの養育費の減額交渉には、第三者を含めてきちんと対処することがおすすめです。
毎月きちんと養育費を支払ってくれている場合は、養育費調停で決める方法が費用も安く抑えられます。
ただ、これまでに不払いや連絡が取れない経験があったり、今後の支払いに不安が残る場合は、イストワール法律事務所に一度相談してみられることをおすすめします。
養育費の回収を専門で行ってきているからこそ得られた数多くの事例をもとに、的確なアドバイスをしてもらうことができるため、今後の動き方を決めるのにも良いですよ。

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