夫が発達障害だったら遺伝する?子供に見られる特徴やチェック方法は?

夫が発達障害ではないか…という疑いを持って、次に気になるのは子供への遺伝ではないでしょうか?

発達障害は男性に多いようですので、男の子を持つ母親は心配になりますよね。

私もその一人です。

子供の場合、どういったところから発達障害の可能性を判断できるのか?

特徴やチェック方法について調べてみました。

発達障害とは

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1.3つに分類される

発達障害とは、生まれながらに持つ先天性の障害で、行動に偏りがあったり苦手なことがあったりするものをいいます。

障害は年齢とともに現れてくるため、赤ちゃんの頃は分かりづらいのですが、成長とともに、周りの子供と比べて発達の違いが出てきたり、落ち着きがない、強いこだわりがあるなどの性質が見えるようになります。

発達障害は、以下のように分類されています。

広汎性発達障害 自閉症スペクトラム
アスペルガー症候(ASD)
トゥレット症候群
学習障害(LD)
注意欠陥多動性障害(ADHD)

同じ種類の発達障害であっても、症状は様々なものがあり、それらが組み合わさって出てくるため、一人ひとり症状の現れ方は異なります。

2.それぞれの特徴は?

●広汎性発達障害

コミュニケーションや対人関係、社会性に障害があったり、行動にパターン化が見られるという特徴があります。

●注意欠陥多動性障害(ADHD)

不注意(集中力がない)、他動性(じっとしていることができない)、衝動性(善悪を判断せずに行動してしまう)などがあります。

●学習障害(LD)

知的な発達に遅れがない場合が多いものの、読む・書く・聞く・計算するなどの能力については、身につけることに困難が生じます。

詳しくはこちらでご確認!

⇒キレる、空気が読めない、こだわりが強い夫。大人の発達障害かも!

発達障害になる原因

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1.しつけや育て方の問題?

2012年に、維新の会の一部議員が作成した条例案で、発達障害についての条文が問題になっていたのはご存知でしょうか。

第15条 乳幼児期の愛着形成の不足が軽度発達障害またはそれに似た症状を誘発する大きな要因であると指摘され、また、それが虐待、非行、不登校、引きこもり等に深く関与していることに鑑み、その予防・防止をはかる

問題は、「乳幼児期の愛着形成の不足」が「発達障害を誘発する大きな要因」と書かれている部分。

結果としては、発達障害の子を持つ親や専門機関からの指摘があって、この条文は白紙撤回されたそうです。

発達障害は、親のしつけや育て方が原因ではありませんし、愛情不足でもありません。また、心の病気でもありません!

2.遺伝子の問題?

現段階では正確な原因は解明されていませんが、先天的な遺伝要因と様々な環境要因が影響し合って、脳機能の障害を引き起こすとされています。

脳機能の中でも特に、認知機能にかたよりを引き起こし、物事を記憶したり、理解したり、計画を立てたり、それに従って実行するというような部分に影響を及ぼします。

2016年7月5日には、大阪大学がマウスを用いた実験結果から、ADHDや知的能力障害、自閉症スペクトラムといった発達障害は「特定の染色体が重複して存在すると引き起こされる」ということを発表しました。

とはいえ、原因の一部が分かったにすぎず、詳細なメカニズムまでは解明されていません。

子供に遺伝するの?

遺伝子の問題と言われているだけあって、遺伝する確率が高くなっています。

特に、父親からの遺伝が出やすいということでした。

中には、夫に発達障害があるため子供は作らない…と決断した夫婦もいるようです。

遺伝する確率は高いけれども、遺伝するとは限らないし、発達障害の子供を持つと大変ですが、わが子はやはり可愛いものです。

それに、子供の頃に発見して、治療を早く受ければ受けるほど症状は改善しやすいそうですので、「子供が欲しいのに作らない」という悲しい選択をする前に、医師や相談機関に相談して、正しい情報を得たうえで検討してみて欲しいと思います。

子供に見られる特徴とチェック方法

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3歳くらいまでに何らかの症状が出てくると言われていますが、その頃までは発達の仕方に個人差があるため、発達障害かどうかの見極めは難しいものがあります。

中には、1歳半検診や3歳児検診などで指摘を受けて判明することもあるようですが、一方で、子供の頃には気づかず、大人になって社会に出てから診断を受けた人もいます。

発達障害は、早く発見して対処することで症状の改善が見込まれるため、あれ?と思うことがあれば、医師や児童相談所、保健センター、子育て支援センター、発達障害者支援センターなどに相談してみるのが良いでしょう。

1.0~2歳児の発達障害の特徴

●抱っこすると後ろにのけぞる

●指差しをしない

●視線を合わせようとしない

●1人でよく遊ぶ

●人見知りや後追いがない

●偏食があり決まったものしか食べない

●歩けるようになるのが遅い

●言葉の発達が遅い

2.3~6歳の発達障害の特徴

●偏食がひどい

●言葉の発達が遅い

●こだわりが強い、執着がある

●不安で泣き叫んだり暴れたり、パニックを起こす

●じっとしていられずに動き回る

●チックの症状がある

 まとめ

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発達障害は遺伝によるものが大きく、父親が発達障害である場合、子供も発達障害になる可能性が高くなると言われています。

特に男の子は、女の子と比べてなる確率が高いため、息子さんがいる家庭では不安になるかもしれません。

幼い頃は、発達の差はよくあることなので、判断が難しいと思います。

ただ、もし発達障害であった場合、早期に対処すればするほど、症状を軽減することができると言われていますので、なるべく早く気が付けるに越したことはありません。

子供の様子を見ていて、あれ?と思うことがあれば、病院や児童相談所、保健センター、子育て支援センター、発達障害者支援センターなどに相談してみるのがよいでしょう。





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