夫の浮気を「許そう」と決めたけれども、やはり苦しい。
それは夫と向き合って話し合い、色々悩んで、「許すしかない」と考えた末の決断だから。決めたからといって、簡単に許せるものではないのです。
「許すと決めたけど、どうすれば許せるの?」「どうしたら忘れられるの?楽になれるの?」と悩み苦しみ、「夫は何事もなかったようにしててズルい。なぜ私だけこんなに…」なんて思い出したら止まりません。
悔しいけれども、夫を責めても良い結果になりません。余計に悪化します。
自分が決断した「夫の浮気を許す」というゴールに向かっていけるよう、自分なりの心の落ち着かせ方を見つけていきましょう。
この記事の目次
夫の浮気を許すことが苦しくなった時はコレ
1.許す目的やメリットを意識する
夫の浮気が忘れられない、フラッシュバックして涙が出る、苦しい…。私が悪かったの?私がもっと早くに気づけていたら…。
浮気されたことは、自分で思っているよりも心に深い傷をつけています。
友人の夫の浮気話を聞いても、「そうなんだ~。きっと忘れられるよ」なんて慰めていたけど、実際に自分が同じ目に遭って初めて、そのとてつもない辛さに気づかされます。
けれど、過去のことを考えて悔やんでいても、どうしようもありません。
そんな時は、あなたが浮気を許すと決めた理由や目的、メリットを思い出してみてください。
たとえば、私の場合は「子供が欲しい」から。
その目的を思い出して、自分の冷静さを取り戻すように心がけました。
「子供が生まれたら離婚」なんてネットで検索しながら(笑)
もし、あなたの目的が「生活を守るため」であれば、今こうして生活(お金や環境)が守られていることを考えてみてください。
そして、腹いせに、ちょっと美味しいものを夫に内緒で食べたり、前から気になっていたアクセサリーを買ったりするのもいいのではないでしょうか?
「私にはそれだけのことをする権利がある」なんて思うことで、自分の心が少し回復すると思いますよ。
自分だけ辛い思いなんてアンフェア。仕返ししちゃいましょう(´-ω-`)
2.許すことは時間がかかるものと心得る
心の傷が治るのには、とても長い時間がかかります。
最初の内は、しばしば夫の浮気を思い出しては苦しむものです。
それが毎日のように続けば、永遠に苦しみ続けなければいけないのか…と、どん底に落ちたような気持ちになると思います。
ですが、時間が経てば、少しずつ傷は癒えてきます。時間が一番の薬なのです。
1か月や2か月では忘れられないかもしれないけれど、数か月、数年という年月が経てば、気がつけば楽になっていると思います。
「時間がかかってもしょうがないもの」とドント構えておきましょう。
許すか許さないかもう一度考えてみるのもありですよ|д゚)
3.楽しみを見つける
時間を忘れるくらい没頭できる何かを見つけましょう。趣味でもいいです。
一人でできるものでもいいし、夫婦で一緒に楽しめるものでもいいです。
夢中になることで、その間、嫌なことを忘れられます。一時でも浮気のことを忘れられると、心身共にすごく楽になれますよ。
私の場合、「魚釣り」でした。
夫の趣味だったのですが、夫を一人で外出させたくないというのもあり同行していたところ、すごくハマりました。
毎週末、早朝から釣りに行って、車中泊して翌朝も釣って、夕方帰るという…とてつもないハードスケジュールだったのですが、「釣って楽しい、食べておいしい、嫌なことを忘れられる」というメリットだらけでしたので、半年くらい続けていました。
そういう、何か夢中になれることを見つけるのは、心のリフレッシュにとてもおススメです。
4.辛い経験は必ず誰かの役に立つ

私の恩師に言われた言葉です。
・神様は乗り越えられる試練しか与えない
・試練を与えられたということは成長のチャンス
・辛い経験はいつか必ず誰かの役に立つ、それがあなたの役目
夫の浮気の件でこの言葉をもらったわけではありませんが、色々と辛いことがあった時に、この言葉を思い出すことにしています。
私は人よりたくさん辛い経験をしています(友人から突っ込まれるくらいなんです。ほんと不幸よねー。運悪すぎるよねーって^^;)
でもだからこそ、誰か悩んでいる人の話を聞いてあげることができるし、自分の経験を語ってあげることができる、と思っています。
なので、「これは自分にしか乗り越えられない試練」「自分の使命」なのだと思えば、かっこよく乗り越えてみたくなりませんか?頑張っていきましょう。
浮気発覚後に夫婦で取り組むべきことは?
1.同じ目標に向かって協力する
「やり直す」と決めたのであれば、夫婦でその目標に向かって取り組むべきです。
「妻が許せるように、妻が頑張る」「妻が許せないということであれば、あきらめる」ではダメです。
これでは妻しか頑張っていません。むしろ浮気した夫の方に頑張って欲しいくらいなのに…。
私も夫に言われました。「そんなに苦しいならもう別れよう。俺もこれ以上苦しめたくないし」と。
こんなの妻に対する優しさでもなんでもない、夫の「逃げ」だと思いました。
夫には、妻が決めた目標「許す」ための方法を一緒に考えて欲しい、どうすれば妻の心を取り戻せるかを考えて欲しいと思います。
そして妻は、マイナスな言葉を夫にぶつけないこと。どうしようもなく辛い時は仕方ないにしても、マイナスな言葉は夫を「自暴自棄や逃げ」に追い込んでしまいます。
せっかくやり直すと決めたのだから、夫婦で「どうすれば問題解決できるかな?」「こうしてみる?」という前向きな会話、思考を持つようにしてください。
その積み重ねが、信頼関係の再構築にもつながっていきます。
2.浮気に至った原因を排除する
浮気の原因をそのままにしておくと、次なる浮気の誘惑に同じ過ちを繰り返してしまう危険性があります。
原因について、夫婦でしっかりと話し合い、夫に納得してもらったうえで、原因となった問題点を排除して改善しておく必要があります。
たとえば、携帯電話の着信があったら必ず折り返すこと、門限は12時、携帯電話のロックは解除する…など、最低限のルールは決めておきましょう。
うちの場合、LINEを使って浮気相手とやり取りしていたため、「LINEは使用禁止」にしました。
私がLINEを送っても無視するのに、浮気相手とは長々常々やり取りをしていたので嫌な思い出しかなく、不安材料でしかないため、私が「許す」ためにも、夫に納得してもらいアンインストールしてもらいました。
3.誓約書を書く
二度と同じ過ちをされないように、誓約書という形で署名をさせることも有効です。
うちの場合、以下のことを記載し、夫に署名を求めました。
・次に浮気をした場合は、両家の両親もそろって話し合いをする
・浮気相手に慰謝料を請求する
・慰謝料100万円を払ってもらう
が、署名は拒否されました。
私も強引には求めませんでしたが、これで夫の姿勢が見えた気はしました…。
こりゃまたするな…と。
本当に心配ならば、法的効力がある「公正証書」にしておいた方がいいと思います。夫婦はそもそも契約なんですから。
私も2度目があったら有無を言わさずにしようと思っています。
けれど、たとえ署名はもらえずとも、こちらの覚悟や本気度を見せるだけでも、夫の浮気欲を抑止する効果を十分に狙えると思います。
難しく考えず、次されたらどうして欲しいか書き出してみること。書くことで自分自身も冷静さを取り戻すことができますよ。
まとめ
いかがでしたか?
私の経験談も織り交ぜながらだったので、少し邪魔だったかもしれませんが。
中には、夫は離婚したがっていて、自分はやり直したいと思っている、そういう方もいるかもしれません。
辛いとは思いますが、そういう夫に対しては泣いて見せることは逆効果だと思われるので、何食わぬ顔で、自分でできることから取り組んでいきましょう。
今は夫に「敵」と見られているかもしれませんが、普通に、自分の人生を楽しんで見せていれば、「敵→害がない人→良きパートナー」に変わっていくことと思います。
二度目を作らないために…
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