浮気を何度も繰り返す浮気性の旦那、それは依存症かも。原因は?

何度も何度もバレてもなお、浮気を繰り返す夫。

責めると「離婚しよう」と言い捨て、しばらく音信不通になってしまう。

これも毎度のこと。

「なんでやめてくれないの?」「どうすれば改心してくれるの!?」

そう悩んでいる人は少なくないかもしれません。

男性の浮気は、3タイプに分けることができると以前紹介しましたが、その中でも「オスタイプ」の人は、浮気は男の宿命だなんて考えているため、何度も繰り返してしまいます。

でも、中には、「心の問題」が原因で浮気を繰り返している人もいるようなんです。

そうなると、自分がどんなに頑張っても報われず、ただあなたの心身が疲弊していくことに…。

あなたのパートナーは大丈夫ですか?

心の問題ってどういうこと?

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1.パートナーが浮気をする理由

結婚して妻がいながら何度も浮気を繰り返すのには、どんな理由があるのでしょうか?

実は、心の病気が絡んでいる可能性があります。

その場合、「好みの女性がいたから」とか「あなたに飽きたから」などが原因ではなく、こんな理由があげられます…。

・あなたに支配、コントロールされるかも知れないという恐怖があるため

・あなたがいつか離れていってしまうかもしれないという不安から

・離れていかれた時に自分が傷つかなくて済むように

・本当の自分を知られるのが怖い

・あなたとの距離が近づく不安や恐怖を紛らわすため

 

これは、「回避依存症」という依存症を持っている人に見られる理由や行動で、「不安」や「恐怖」から逃げるために浮気に走ってしまうのです。

 

2.回避性依存症とは

回避依存症とは「傷つくことを恐れて、他者との深いかかわりを極度に拒んでしまう症状」を言います。

これは恋人関係に限ったことではなく、あらゆる人間関係において現れます。

束縛されることに恐怖を感じたり、人との関わりに恐怖を感じてしまうため、人間関係が希薄になってしまう傾向があります。

特徴的なのは、「決して相手に自分の内面や弱み(本当の自分)を見せようとしないこと」です。

極度に傷付くことを恐れているためで、普通なら心を許すはずの親友や恋人にさえ、本当の自分を見せません。

一見自信家のようにかっこつけて振舞っていても、内心はとても臆病なのが回避依存症傾向のある人の特徴なのです。

恋愛面においては、最初は優しくて、いい人のように振る舞います。

ですが、関係が深まってくると、「恋人に束縛される恐怖」や「いつかいなくなってしまうのではないかという不安」から、複数の人と広く浅く付き合ったり、他の異性に手を出してしまうところがあります。

「なんで連絡くれないの?」「なんで何も言ってくれないの?」「なんで浮気するの?」

なんて責められると、開き直って別れを切り出してきたり、拒否モードに入って音信不通になってしまうことも。

そして、逃げるように新しい恋人を作ったり、趣味やギャンブルなど全く別のことに熱中したりしますが、これらは自分が傷つかないための行動です。

ちなみに、逃げた後どうするかというと、恋人が「恋愛依存症」なら戻って来ます。

そして、また同じことを繰り返してしまいます。

彼の浮気が原因で別れたけれどもやり直すことにした…ということを繰り返しているのであれば、2人とも依存症の可能性があります。

 

回避依存症になる原因と解決方法は?

1.回避依存症になる原因は?

・親から過度な愛情を受けて育ってきた

・育児放棄や虐待をされていた

・親からの愛情(無償の愛)を感じずに育った

・親が喧嘩ばかりしていた

・親の都合に振り回されてきた

・親の過保護や束縛で自由がなかった

回避依存症の人は、子供の頃の、親からの「過剰な愛情」「過保護」を「束縛」として受け止めてしまうようになり、大人になってからは友達や異性からの束縛を嫌い自由な人間関係を求めます。

そのため、恋人が尽くしてくれることについても「束縛」や「恐怖」を感じてしまうのです。

また、子供の頃の親からの虐待や愛情不足の経験から、「他者に必要とされたい、優しくされたい」と思う気持ちを強く持っています。

けれど、その反面、「失う恐怖」や「認めてもらえない不安」もあることから、「必要以上に他者と親密になりたくない」と、人との深い関りを拒絶してしまいます。

特に男性の場合、子供時代の母親からの影響が大きいとされています。

 

2.浮気性は治せるの?解決方法は?

残念ながら、回避依存症を治すのは難しいと言われています。

「性格は変えられない」というのと同じように、子供の頃からの思考の癖を変えていくのはとても難しいためです。

少しずつ少しずつ、考えた方を矯正していったとしても、ものすごく時間がかかります。

それに、不安や恐怖から逃げて生きてきたため、「我慢する、耐える」という忍耐強さが弱く、「もう治ったから大丈夫」と途中でやめられてしまう可能性も高いのです。

そうなると、せっかくの努力も水の泡で、すぐに元に戻ってしまいます。

もし、彼に何度も浮気をされているにも関わらず、長く交際を続けているのであれば、自分自身も恋愛依存症や何かしらの依存症の可能性があります。

そうであれば、自分自身の依存症を克服することが、幸せな未来への近道です。

そういった男性への依存を解消して、本当に幸せになれる相手を見つけましょう。

 

ただ、結婚して「夫」である場合は、簡単に離婚をすることも難しいですよね。

まずは、なぜ自分は夫と一緒にいるのかを考えてみましょう。

自分自身も依存症が疑われるのか?それとも別の理由(離婚しないメリット)があるから一緒にいるのか?

その上で、自分自身の依存症を克服したり、離婚しないメリットを踏まえた対処を考えていきましょう。

 

さいごに

回避依存症は、「あなたを失う不安」や「深く関わることへの恐怖」から逃げるためにしてしまうもの。

そう聞くと、「自分のことを好き過ぎるがゆえのこと」として許したい気持ちにもなるかもしれませんが、相手のこの思考や行動は簡単には治すことができません。

長い時間をかけて少しずつ矯正していくことが必要なため、根気がいるし、治るかどうかも定かではありません。

相手に浮気をして欲しくないという気持ちが強いのであれば、自分の幸せを第一に今後の対応を考えましょう。

※「浮気・不倫」に関する記事はこちらにまとめています。

⇒ 旦那の浮気不倫まとめ②発覚後の対処編
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