子供を授かり、日々お腹が大きくなるにつれて、もうすぐ赤ちゃんに会えると思うと期待も大きく膨らみますよね。
そんな中で、夫の浮気を発見してしまったら…どうしますか?
どうしたらいいのでしょう?
「あなたの子供を身ごもっているのに。もう信用できないし、赤ちゃんにも触ってほしくない。離婚したい。でも、一人で子育てとなると…」
頭の中が真っ白…いや真っ暗かな…。ぐるぐると色々なことがめぐって答えが見つからないと思います。
興味本位で読んでもらっているのであればいいのですが、もし、実際に直面されているとすれば、まずは無理をしないようにしてください。
お腹の赤ちゃんに心配かけないようにしつつ、さて、これからについて考えてみましょう。
この記事の目次
妊娠中の浮気が発覚したら
1.まずは事実確認、話し合い
まずは、旦那さんと浮気の事実について話し合いましょう。
「浮気をした事実」「浮気をした理由」「反省の弁」についてしっかりと。
浮気をした事実
まずは、浮気をした事実を本人に認めさせることです。
もし、旦那さんが浮気を認めなかった場合は、証拠を突きつけて認めさせましょう。
嘘をついてまで認めない場合は、その心理を探ることです。
離婚したくないから必死でごまかそうとしているのか、それとも、単にバツが悪くてごまかそうとしているのか…。
前者ならまだ良いのですが、後者なら今後の改善にも期待はできなさそうですね。
それから、もし、確実に認めさせるだけの証拠を持っていない場合は、まずは落ち着いて証拠を手に入れる方がおすすめです。
今すぐにでも浮気を止めさせたい気持ちは分かりますが、もし旦那さんにとぼけられてしまったらどうしようもありません。
慰謝料請求することにした際にも証拠は必要になります。慎重に動きましょう。
浮気した理由の聞き取り
浮気をした事実を認めさせたら、今度は「浮気をした理由」と「反省の弁」をしっかりと聞き出しましょう。
もしかしたら、「●●が毎日イライラしてるから、家にいるのが辛くなってつい…」なんて、あなたに原因があるかのように言われるかもしれません。
ショックだし腹がたちますよね。
何を言われたとしても、浮気した方が絶対的に悪いです。
ですが、とりあえず言い分を聞き、自分にも直すべき部分があればそこは素直に認めましょう。
そうしたら、今後、旦那が浮気をする理由がなくなるわけですから、こんな事件は起こらなくなるはずです。
浮気した理由の中には、単なる「言い訳」も多く含まれると思いますが、大切なのはその後の「反省」です。
自分の言葉で反省の弁を述べてもらい、二度としないように釘をさしておきましょう。
2.修復する?それとも離婚する?

夫の浮気はとても辛く許しがたい行為ですが、妊娠中にされる浮気は、その何倍も何倍も辛いことと思います。
夫の子供を授かり、子供が産まれたら、こういうことがしたい、こういう家庭にしたい…たくさんの幸せな未来を想像していた中で、夫の裏切りを知る。
とても許しがたい行為です。
夫や浮気相手に対して制裁を与えてやりたい気持ちにもなると思います。
ですが、産まれてくる子供のことを考えると、安易に家庭を壊すような復讐行為にも走れないし、離婚もできないですよね。
ここからどんな道を選ぶのか…大きな選択です。
修復の道を選ぶ場合
「修復の道を選ぶ」というより、仕方なく離婚しない道を選択する人が多いと思います。
ですが、離婚せずに修復すると決めたのであれば、気持ちを切り替えることが大切です。
そのためには、修復することによる「プラスの理由(メリット)」をしっかり考えておくこと。
なぜなら、浮気を許すことは簡単ではありません。
浮気を忘れ、元のような関係に戻り笑顔で過ごせるようになるには、何か月、何年と時間がかかるものなので、何度も何度も思い出しては悲しくて涙が出ることがあります。
やっぱり離婚すればよかった…なんて思うこともあるでしょう。
そんな時、心の支えになるのが、修復することに決めたプラスの理由(メリット)なのです。
たとえば、離婚しなかったおかげで…
・お詫びとして、欲しかったバッグを買ってもらうことができた
・これまで通り働きに出ずに、子供と一緒にいてあげることができる
・子供におもちゃを買ってあげられる
など。こう考えると、心を少し落ち着かせることができますよ。
離婚の道に進む場合
一方、「離婚する」と決めた場合はどうでしょうか。
厳しいことを言いますが、産まれてくる子供のお世話を一人ですることになります。
そして、生活のために早々に仕事に就く必要が出ます。
産休中であれば、職場復帰をすればいいのですが、子供が小さいうちは時短勤務になり、十分な給料をもらえないかもしれません。
専業主婦だった場合は、幼い子供を抱えての就職活動はとても厳しいです。
子供の病気ですぐに休むんでしょう…と思われてしまい、なかなか就職先が決まりません。
子供にとっても、父親がいない子にしてしまうし、母親は働きに出るため、親と過ごす時間が少なくなり、さみしい思いをさせてしまいます。
ただ、父親ついての良し悪しは、夫によりけりですね。
悪影響のある父親だったのであれば、いない方がマシなケースもあると思いますので。
今すぐ決断する必要はない
浮気が発覚した当初は、冷静に考えることができず、一時の感情で離婚を選択する人も少なくありません。
ただ、離婚することにした場合、すぐに困るのは金銭面です。
かといって、修復の道を選び、さんざん努力したけれどもやっぱりダメだった…ということもあり得ます。
修復の道、離婚の道、どちらを選ぶのか?
私だったら、妊娠中に夫の浮気が発覚したら、顔も見たくないし、自分にも子供にも触れてほしくないと思ってしまうかもしれません。
ですが、今離婚してしまえば、浮気相手のもとにホイホイと行ってしまうかもしれません。それは非常に悔しいです。
なので、すぐには離婚しません。
子供のためにも、とりあえずは「子供が産まれてから、夫がどういう態度をとるか」をみたいと思います。
出産した自分を労わり、子供をかわいがり、幸せな家庭を築こうとする姿勢が見えれば、しばらく様子をみて、そのまま修復の道を歩みます。
もし、自分に対する気遣いも見えず、子育ても不参加、自分のことばかり…であれば、離婚の準備を進めます。
はじめての子育てであれば、最初は何もできなくて当たり前です。不器用でもいいんです。
ダメなのは、家族のために変わりたい、何かしたいという姿勢すら見えないこと。
浮気したのにそういう態度では、その夫は一生変わらないと思います。
じっくりと観察しましょう。
浮気を許すことは簡単ではありません(T_T)
妊娠出産時に受けた仕打ちは一生もの
「妻は妊娠・出産時に受けた夫からの仕打ちは絶対に忘れない」と言われています。
今増えている熟年離婚でも、「妊娠時に○○されたことを今でも許せない…」「出産時に○○されて、それ以降ずっと離婚する機会をうかがっていた…」なんて離婚理由が聞かれます。
夫への不満には、「浮気されたこと」だけでなく、「妊娠時や出産時に言った一言」や「育児非協力」なども入っています。
それだけ、妊娠、出産時というのは女性にとって大切な時なのです。
子供の命を預かり、自分も命がけですからね。
子供が小さいうちは、生活のこと、子供のことを考えて何とか耐え忍んでいる人は多いです。
ですが、子供が成人して、親としての義務を果たし終え、自分の第二の人生が始まった時、「後悔のない人生」や「本当の自分」を求めて、夫に離婚を突きつけることに…。
夫は、妻と離婚するなんて全く考えてもおらず軽く浮気に走っているかもしれませんが、それが妻にばれてしまった場合、最悪は即離婚です。
何とか繋ぎとめたと思ってても、産後2年の間に起こる産後クライシスで「産後離婚の危機」が起こり、それも乗り越えれたと思っていても「熟年離婚の危機」と次々に危機が襲いかかります。
夫にはぜひ、一つの過ちで全てを失うかもしれないという覚悟をもって行動して欲しいですね。
さいごに
妊娠中の浮気はとても辛いですよね。
ただでさえ、目の前が真っ暗になってしまうくらいショックなのに…、絶望的な気持ちかもしれません。
ですが、私だったら、とりあえず修復の道を選んで夫の行動をみると思います。
そして、修復するための努力がみられれば、やり直せる希望があると判断します。
浮気したにもかかわらず、自分から努力するような態度がみられなければ、離婚する準備をします。
できれば、子供のためにも、生活のためにも、夫が変わってくれた上で一緒に修復していくことが理想ですので、出産後にそのチャンスを与えてみて良いと思います。
離婚はいつでもできますから。
※「浮気・不倫」に関する記事はこちらにまとめています。
⇒ 旦那の浮気不倫まとめ②発覚後の対処編
仕返し&慰謝料請求、離婚するか修復か…”(-“”-)”⇒ 旦那の浮気不倫まとめ①チェック方法と発覚編
LINEで浮気発覚、浮気の兆候や夫婦生活の変化は?我が家の体験談満載
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