離婚後の面会交流の条件の決め方は?頻度や時間、場所のおすすめは?

離婚後の面会交流の条件は決まりましたか?

頻度や時間、場所などが主な決めごとになりますが、何をどこまで決めたら良いのか悩んでしまいますよね。

良かれと思って事細かく決めすぎたり、決め方を間違えると後々面倒くさいことにもなりかねません…。

後々後悔しないように、条件や内容について確認しておきましょう。

離婚後の面会交流のために決めておくべき条件は?

面会交流の頻度

面会交流をする頻度を決めておきましょう。

「月に1回」と決める人が多い一方で、「週に1回」や「自由に」などと決める人もいます。

子供の成長とともに、子供の意思も関わってくる部分ですので、あまりガチガチに決めずに柔軟性を残した決め方がおすすめです。

 

面会交流の時間

1回の面会交流にどのくらいの時間をかけるのか。

「2時間以内」や「9時~17時まで」などの決め方があります。

子供が幼い場合、母親から長時間離れることが難しいこともあるため、年齢ごとに段階を踏んだ決め方をする方法もあります。

とはいえ、その時になってみなければ子供の成長具合は分からないため、「その時の状況を見て判断する」というような決め方がおすすめです。

 

宿泊の可否

面会交流の際に、宿泊を伴っても良いかどうかを決めておきます。

こちらも子供の年齢による部分もあるため、「その時の状況を見て判断する」と決めるのがおすすめです。

 

面会交流の場所

子供が乳児の場合は「母親の家」と決めたり、「都度父親が自由に決めることができる」とすることもできます。

逆に、「〇〇には連れて行かない」という条件の決め方もできます。

 

子の引き渡し方法

面会場所まで母親が連れて行くのか、それとも父親が自宅まで迎えに来るのか。

母親が連れて行けない場合は第三者が間に入るなど。

自宅と父親宅、面会場所までの距離がある場合などは問題になりやすいものですが、特別な事情がなければ「都度決める」としておくのがおすすめです。

 

面会交流の日時調整の方法

「毎月第3日曜日の10時から」とあらかじめ決めておいたり、「都度調整する」とする方法があります。

これから先の長い期間の中では、お互いに用事が入ってしまったり、子供も行事や習い事などで予定が入る場合を考えると、「都度調整」がおすすめです。

 

条件を決めなくても良い場合とは!?

父母がその都度話し合える状態であれば、このような面会交流の条件を決めておく必要はありません。

とはいえ、離婚するに至った夫婦ですので、円滑な話し合いができない方が多いと思います。

そうであれば、やはり、しっかりと条件を決めておくことがおすすめです。

 

ただ、離婚後何年か経過し、お互いに角が取れたり、面会交流のペースがつかめてくるようになると、その都度、話し合えるようになる可能性もあります。

そのため、将来的な部分には柔軟性を残しておくのがおすすめです。

 

学校行事は面会交流になる?

⇒ 離婚後の子供の学校行事参加は面会交流になる?

⇒ 離婚後、入学式卒業式など子供の学校行事への元夫参加はどうする?

 

面会交流の頻度や時間、場所のおすすめは?

面会交流の頻度 おすすめの決め方は?

たとえば、父親側が「月2回」を希望しているとしても、「月1回以上」と決めるのがおすすめです。

この先ずっと続いていく面会交流期間の中では、お互いに何があるか分かりません。

再婚することもあるかもしれません。

子供も、友達と遊ぶ時間を優先したいと思い始めたり、クラブ活動を休んでまで面会交流をすることに負担を感じ始めることもあるかもしれません。

 

その点「月1回以上」という条件であれば、

月1回は保持しつつ、調整が可能であれば月2回、3回でも面会ができる決め方ですので、父親側の納得も得られやすく、父母と子供それぞれが負担なく継続しやすいものとなります。

 

面会交流の時間 おすすめの決め方は?

「〇時間以内」という決め方をしましょう。

父親側からは、「2時間以上は一緒に過ごしたい」というような希望を言われるかもしれませんが、このまま「2時間以上」と決めてしまうと、「2時間以上~エンドレス」となりかねません。

時間の区切りをしっかりと持てるように「〇時間以内」という決め方にし、子供が幼い場合は、無理のない時間から始めるようにしましょう。

 

面会交流の場所 おすすめの決め方は?

父親が良識ある人で、子供の面倒もよく見ていたのであれば、「お任せ」でも良いと思います。

逆に、常識がなく、子供の面倒を全く見ていなかった父親であれば、「お任せ」なんて怖いことはできませんよね。

特に、子供が幼く、危険物や善悪の判断が分からなかったり、言葉を発せず意思表示ができないような年齢の場合は心配です。

 

そういった幼い子供の場合におすすめなのは、商業施設などに設けてあるキッズスペースです。

理由は、安全性が確保されているため。

タバコの吸い殻や誤飲するようなものは落ちていませんし、転んでも大丈夫です。

人目もあるため、子供に対する暴言や暴力など、万が一のことも起こりにくく、何かあれば周囲の人が異常を察してくれます。

そして何より、子供が楽しめます。

子供が楽しんでくれると、一緒に過ごす父親も楽だと思いますので、幼い子供との面会交流を始めるにはうってつけの場所だと思います(*´з`)

 

さいごに

離婚するうえで、面会交流の取り決めは避けて通ることができません。

子供が幼いほど心配や不安なことが多いと思います。

会わせたくないと思う気持ちも強いと思います。

私もそうでした。

ですが、決める必要があるのであれば、気持ちを切り替えましょう。

どうすれば子供が安全に、快適に父親との面会交流を持つことができるか?

ここに集中して、良い条件づくりをして欲しいと思います。

 

離婚時のもう一つの課題…養育費

⇒ 養育費の新算定表 離婚調停で切り出した結果や弁護士の評価は?

⇒ 離婚調停での養育費の話し合いにイライラ!その内容は?





2 件のコメント

  • 母親偏重の馬鹿な記事。見ていて気分が悪い。母親が父親に会わせてあげている体で描いている時点で管理人の頭の悪さがうかがえる。面会交流は子の福祉である事以外ないのに。父親が常識のある人??常識のない場合??そんなことを平気で書いちゃう時点で子の福祉という大前提を理解していないことが分かる。

    • みーこさん、はじめまして。
      私と同じ名前ですね。
      コメントありがとうございます。

      正直、グサッときましたが…。

      面会交流は子の福祉であることは重々承知しています。
      ただ、何をどうすることが子の福祉を考えた時に適切であるかは、個別の事情によると考えています。

      離婚するということは、両親の関係性や親と子供の関係に問題があることが多いもので、
      そんな中、一概に「子供のためにこうすべき」と断言するような面会交流方法は私には言えません。

      私にできることは、私の経験から、私と同じような境遇や考えを持っている人に向けて、
      極力、子の福祉を考えた中立な立場になることを意識しながら、経験から得た考えを伝えさせてもらうことです。

      本当なら、いくら子の福祉とはいえ「会わせたくない」というのが本音です。
      離婚したんですから。
      子供の前でも暴言を吐くような旦那だったんですから。

      面会交流をめぐるモヤモヤとした気持ちは、当事者じゃないと分からないと思います。

      みーこさんも離婚経験者だとすれば、とっても真面目で精神の強い方なんでしょうね。
      私も自分をしっかりと律することができるよう邁進していきます!
      叱咤(激励)ありがとうございました。

  • みーこ へ返信する コメントをキャンセル

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です